− 次世代PRP:APS療法を柏で −
PRP外来予約・相談センター ☎ 04-7199-3787
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APS療法は、“変形性ひざ関節症”に対する最新の再生医療です。従来の薬物療法やヒアルロン酸注射などの保存療法ではなく、膝を切開する手術とも全く異なる第三の治療と呼ばれています。
APS療法 = 第三の治療 =
自分の血液を用いる先進的な再生医療
APSとは、Autologous Protein Solution:⾃⼰タンパク質溶液の略です。従来のPRPを精製する際に用いられてきた、血液成分分離キットをさらに改良させたことから、“次世代PRP”といわれています。
※ APSキットは国内での臨床(治療)使⽤が認められたクラスIII医療機器として承認されています。
【 主な対象疾患: 変形性ひざ関節症 】
過去の研究などから、PRPの成分が主に筋・靭帯や腱などの組織修復を促進させることが分かっていました。
APS療法では、APSキットと呼ばれる⾎液成分分離キットを用いて、少量(約55ml)の患者末梢⾎から抗炎症物質と成⻑因⼦を濃縮した⾃⼰タンパク質溶液(APS:Autologous Protein Solution)を抽出します。
【 APS(自己タンパク質溶液) 】
【 APS キット 】
【APS の抽出過程】
【末梢血・L-PRP・APS の各組成イメージ】
成長因子によるPRPとしての作用に加え、APS(自己タンパク質溶液)によって膝関節内で炎症を引き起こすタンパク質(IL-1やTFN-αなどの炎症性サイトカイン)のバランスを整えることで、炎症を抑え、痛みの軽減が期待できます。
欧州での多施設共同の臨床試験では、保存療法に抵抗性を示した中程度までの変形性膝関節症において、1回の注⼊(単回注入)で最大24ヶ月間に渡って痛みの軽減が持続したと報告されています。
本臨床試験は、対象として生理食塩水を注射した群が設定されており、APS注射を行った群とは互いに無作為に振り分けられています。また被検者(試験に協力した患者さん)も評価者(医療者)も、被検者がどちらの注射を受けたかは試験終了まで知らされていないことから、高度なエビデンスレベルを有する無作為盲目化試験に位置付けられます。
※ APSキットは国内での臨床(治療)使⽤が認められたクラスIII医療機器として承認されています。
【 APS療法のまとめ 】 |
・ 自家‐多血小板血漿(PRP)から抗炎症成分など、関節の健康に関わる成分を取り出したもの ・ 自分の血液から作成されるため、重篤な副作用のリスクがほとんどない ・ 抽出されたAPSには、抗炎症物質と成⻑因⼦が濃縮されている ・ 従来のPRPの効果に加え、関節内の炎症物質と抗炎症物質の不均衡を整える効果がある ・ 1回の治療で持続的な痛みの抑制効果が期待できる |
ひざへの注射が苦手でお困りの方
APS療法なら1回のひざ関節注射で済みます。
※ 一方、ACP療法は通常、1−2週間おきに計3回の注射を行います。
他院で従来型のPRP治療(ACPなど)を受けて効果が不十分であった場合でも、APS療法で効果がみられる患者さんもいらっしゃいます。
どうしても入院や手術を避けたい方は、次世代PRPに位置づけられる“APS療法”をおすすめします。
APS療法なら、採血(※)したその日に治療が受けられます。
しかも、1回投与で治療の効果を判定するため、遠方から治療をうけられる方におすすめです。
※ APSを抽出する目的のもの
多血小板血漿(PRP)には使用する医療機器や調整方法によって得られる成分・特性が異なります。
当院では、関節に特化した次世代PRPである最新のAPS療法が実施可能です。
PRP療法(ACP/APS療法)は、日本ではまだ保険診療として承認されていません。当院では、“いま” 関節などの痛みでお困りの方々に向けて、治療の選択肢を広げるとともに、いち早く先進的な再生医療を提供するため、自由診療としてPRP療法を提供しています。
《 予約料 》
費用: 初回10,000円、再診(2回目以降)5,000円
※初回の予約料には、問診、診察、採血と画像検査(医師が必要と判断した場合に限り、MRI検査料を含む)等の費用が含まれています。
《 ACP療法(従来型PRP) 》
約1-4週の間隔で計3回の治療を1クールとしています。2回目以降は、担当医師による診察・相談の上、継続して治療を行うことが可能です。
費用:片膝 1回 30,000円( +予約料)/1部位(関節)
両膝 1回 56,000円( +予約料)/同日に2部位(関節)
《 APS療法(次世代PRP) 》
原則として、(半年〜)年1回の治療。2回目以降は、担当医師による診察・相談の上、継続して治療を行うことが可能です。
料金:300,000円( +予約料)/1部位(関節)
※ 予約担当者までご確認願います。
※ 当院でのPRP療法にかかる費用は、全て税抜きで表示しています。
整形外科専用の外来待合室を完備。ソーシャルディスタンスを保つことが可能です。
本邦で再生医療を行うには、再生医療等安全性確保法(実施可能な再生医療を行うための法律)に則り、再生医療等提供基準(厚生労働省令)に基づいた再生医療等提供計画を作成し、認定再生医療等委員会の厳しい審査を通過した上で、厚生労働省に受理される必要があります。
当院で提供するPRP・APS療法は、再生医療法*に基づいた厳しい施設基準を満たしており、安全性が確保された治療法を正しい手順で実施できる施設として、厚生労働省により登録されています。
※ 再生医療等提供計画(第二種/ 第三種):施設登録番号(PB3200039/ PC3200084)を取得済み
さらに、再生医療に用いる特定細胞加工物を製造するには再生医療等安全性確保法に則り、特定細胞加工物製造事業に関する届け出が厚生労働省に受理される必要があります。当院では、特定細胞加工製造届が厚生労働省に受理されております。
※ 特定細胞加工物とは再生医療等に用いられるヒトの細胞に培養、
その他の加工を施した細胞加工物(再生医療等製品を除く)のこと。
時間/曜日 |
診察室 番号 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前 | 1 | ― | ― | ― | ― | ― |
國府 幸洋※1 |
9:00-12:00 | 2 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
午後 | 1 | ― | 國府 幸洋※2 | ― | ― | ― | ― |
14:00-17:00 | 2 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
3 | ― | ― | ― | ― | 廣瀬 恵介※3 |
※1 土曜、午前:第2、4週のみ
※2 専門外来の予約状況により対応可能です → お問合せ下さい
※3 金曜、午後:第1、3週のみ
完全予約制 : PRP外来予約・相談センターまで
《 当院へかかりつけの方 》
① 初回PRP療法を希望される方
→ 当院外来担当医に「整形外科・PRP外来の初回受診を希望」とお伝え下さい。
初回受診・予約(自由診療)をお取りいたします。
② 再診をご希望の方
→ PRP外来予約・相談センターより、「再生医療PRP外来の再診を希望」 とお伝え下さい。
再診・予約(自由診療)をお取りいたします。
《 かかりつけでない方 (診察券をお持ちでない方)》
PRP外来予約・相談センターより、「整形外科・再生医療PRP外来の初回受診を希望」とお伝え下さい。
初回受診・予約(自由診療)をお取りいたします。
※1 土曜、午前:第2、4週
※2 火曜、午後は専門外来の予約状況により対応可能です → 電話にてお問合せ下さい
《 適応や治療、費用等に関するご相談 》
PRP療法は、変形性膝関節症と診断されている方、痛みのため生活や運動が制限されている方、ヒアルロン酸注射や痛み止め、リハビリなどの治療を受けている方、手術に踏み切れない方、再生医療を希望する方に適応があります。
治療や費用、予約に関するご質問は、専用ダイヤルまでお気軽にご相談下さい。
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