当院では、「日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究」を実施しています。JOANRとは、日本整形外科学会と学会員により構築される大規模運動器疾患レジストリーシステムです。これにより得られたビッグデータに基づき、運動器疾患に対する手術治療に関するエビデンスを構築することが目的です。登録された医療情報を詳細に分析することで医療の質の向上を図り、国民に対する良質な医療の提供・適正な医療レベルの維持・医療経済の最適化を目指します。
この研究への協力を希望されない場合は、下記の文書内に記載されている研究担当者までお知らせください。
※ 通常、臨床研究を実施する際には、院内倫理委員会の承認を得た後に文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施します。ただし臨床研究のうち、患者さんへの身体的な侵襲や治療等に関する介入がなく、診療(診断名や治療方法、予後等)に関する情報のみを用いる研究、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、研究に関する情報を公開し拒否する機会を設けることで、対象となる患者さん全員の方から個別に、直接同意を得ることは行っておりません(オプトアウト)。
「よくあるご質問」について掲載しました。
2020年7月1日
【デュプイトラン拘縮に対する酵素注射療法を検討されている方々へ】
同疾患に対する酵素注射療法に関するお問い合わせをいただいておりますが、現在、国内発売元(旭化成ファーマ)による「ザイヤフレックス注射用」の供給が停止しているため、当院を含め国内すべての医療機関において保険診療に基づく酵素注射療法が実施できない状況となっております。このため、当院で治療(保険診療)を希望される方には、他治療法(手掌腱膜部分切除術などの手術治療)をご案内させていただいております。
2021年11月21日